メモ〜IT関係その他

パーティションを拡張する

パーティションの未使用容量が少なくなり、ディスク内に拡張する余地がある場合、パーティションが拡張できると便利。VirtualBoxなどの仮想環境であればディスク容量を拡張することができるので拡張余地を「生成」することさえできる。以下にVirtualBoxでディスク&パーティションを拡張する方法をメモしておく。以下に記すのはPartition Wizard Bootable CD[3]を使った方法。但し、FreeのPartition Wizard Home EditionではDynamic Diskおよびこの中のパーティションは操作できない。Dynamic Diskを扱うには有償のProfessional Edition(US$ 39.00、2013/04/29現在)以上が必要。

なお、gpartedを使う方法[1]を試したが、NTFS UUIDの変更をサポートするntfs-3g安定版(2012.1.15版)は未サポートであり[2]、これが必要な場合は使えないよう(私がWin7 HomeのPartitionを他に移そうとしてこれにひっかかった)。

ディスク内容消去

消去対象ディスク 接続など 利用ソフト 備考
Buffalo TeraStation(TS-H2.0TGL/R5)の内蔵ディスク [Windows 7] (USB)-[USB-SATA変換]-(SATA)[HDD] WipeDisk[4]
PCの内蔵HDD USB起動 wipe-out[11]

Buffalo TeraStation(TS-H2.0TGL/R5)の内蔵ディスクの内容消去

BuffaloのTeraStation(TS-H2.0TGL/R5)を破棄するに当たって、ディスク内容を消去することにした。WipeDisk[4]というWindows用フリーソフトを使って消去処理を行った手順を以下に記す。

1. ボリュームの消去

中のディスクはWestern DigitalのSATAディスクだった(WD5000AAKS-22A7B0、500GB)。SATA-USB変換コネクタを使ってWindowsマシンに接続。このままではWipeDiskにディスクが認識されないので、クイックフォーマットし直す。

[ディスクの管理]([コンピュータ]右クリック[管理]で「コンピュータの管理」を開き、[記憶域]カテゴリにある[ディスクの管理]をクリック、Windows7の場合)で各ボリューム右クリック[ボリュームの削除]をクリックし、ボリュームを消去。全領域が未割り当て状態にする。

2. GPTディスクに変換

そのままではまだWipeDiskに認識されなかった。ディスク右クリック[フォーマット]もグレーアウト。[GPTディスクに変換]は選択可能だったので、これが何なのか調べてみた。ハードディスクの管理方式として従来からMBR(マスターブートレコード)というものがあったが、最大2TBまでしか扱えない欠点があるとのこと。より新しいGPT(GUIDパーティションテーブル)を使うと9.4ZBまで管理できるようになる。GPTはWindows Vista以降なら認識可能[5]

3. フォーマット

GPT変換後、ディスク右クリック[フォーマット]が有効になったのでクイックフォーマットをかけ、ドライブレターを割り当てたらWipeDiskが認識するようになった。

4. WipeDisk

とりあえず「WipeDisk 高秘匿 (4x)」を選んででWipe→500GBだと朝から夕方までかけても1ループしか終わらなかった(USB2.0、3.0にすれば早くなるのかも知れない)。

PCの内蔵HDD

1. wipe-outのUSBイメージをダウンロード
ダウンロードページから最新のUSBイメージ版をダウンロード(2015年12月19日現在、バージョン1.5)
2. USBイメージをUSBフラッシュメモリに書き込み
Ubuntu 14.04の場合、「ディスク」というソフトを起動し、書き込み先USBディスクを選択。右上の歯車マークをクリックして出てくるメニューの中から「ディスクイメージをリストア」を選択。前項でダウンロードしたイメージを指定して書き込む。
3. USBフラッシュメモリを内容消去対象のPCに接続
必要に応じ起動順序をBIOSで変更しておく。
4. 画面の指示に従い、データの消去を実行

USBフラッシュメモリ関係

DOS起動ディスクを作る

[9]

1. 「HP USB Disk Utility」と「MS-DOSシステムファイル」をダウンロードする
こちらから「HP USB Disk Utility」「HP USB Disk Utility」をダウンロードする。zip圧縮の解凍パスワードはダウンロードリンクの直下に記されている。
2. 「HP USB Disk Utility」をインストールする
zip圧縮を解凍し、「HP USB Disk Utility」のインストーラを起動する。後は画面の指示に従ってインストールを進める。
3. MS-DOS起動USBディスクを作成する
  1. USBフラッシュメモリはあらかじめPCに挿入する。内容は消去されるので必要なものはバックアップをとっておく。
  2. 「HP USB Disk Utility」を管理者権限で実行する。既定のパスのままインストールしていれば、C:¥DriveKey¥HPUSBFW.EXE を実行すればよい。
  3. 「Device」ではこれから書き込もうとしているUSBメモリを選択する。
  4. 「File system」では「FAT32」を選択する。
  5. 「Format options」では「Create a DOS startup disk」のチェックボックスをONにして、ダウンロードしたMS-DOSシステムファイルのあるフォルダを指定する(例:C:¥Users¥user¥Downloads¥win98sys)。
  6. 「Start」ボタンをクリック

Bootable CDイメージを焼き込んだ起動ディスクを作る

Rufusというソフトが使えるらしい[14][15]

USBフラッシュメモリのイメージを作成する

[12][13]

DoCoMo F706i関係

データをmicroSDにバックアップする

メールの場合、以下の通り[6]

  1. メニューボタンを押す
  2. 「[6] LifeKit」を選択
  3. 「[3] microSD」を選択
  4. 「[2] PIM」を選択
  5. 「[3] 受信メール」(Received message)、「[4] 未送信メール」(Unsent message)、「[5] 送信メール」(Sent message)のいずれかを選択
  6. メニューボタンを押す
  7. 「[1] コピー」(Copy)を選択
  8. 「[4] microSDへバックアップ」(Backup to microSD)を選択
  9. 端末暗証番号を入力し決定ボタンを押す
  10. 「microSDへバックアップしますか?」(Backup data to microSD?)の下「はい」(Yes)に合わせ決定ボタンを押す。

着信拒否設定

  1. 個別の連絡先エントリーまたはエントリーリストで設定したいエントリーを選択した状態にする
  2. [Menu]-[3 Edit/Settings]-[4 Advanced settings]-[3 Accept/Reject call]
  3. Passwordを聞かれるので設定したパスワードを入力
  4. 拒否する場合は[2 Reject call]を選択し[Select]

通信モード設定

F706i本体の画面が正常表示されなくなり、ドコモケータイdatalinkというソフトを使ってPCにデータを取り出そうとしたが、通信モードが「microSDモード」になっていると、ただのリムーバブルディスクとして認識されてしまい、本体メモリに記録されている電話帳やメールが取り出せなかった。しかし、デバイスドライバ[7]をPC(Win7)にインストールし、ボタン操作で携帯の通信モードをを「通信モード」に変更したところ、datalinkが携帯として認識するようになった。データ吸い上げ時、端末暗証番号と固定パスワード1111の入力を要求されたが、これも何とか画面を想像し入力を果たすことができた。

  1. PCにデバイスドライバをインストール(解凍し、F706ist.exeを実行。Win7 64bit の場合、f706i_driver_win7_64 ディレクトリ内。)
  2. メニューボタンを押す
  3. 「[6] LifeKit」を選択
  4. 「[2] 赤外線・iC・PC連携」を選択
  5. 「[6] USBモード設定」を選択
  6. 「[1] 通信モード」を選択
  7. 「はい」「いいえ」を問うダイアログが出る。既定値がどちらだったのか不明だが、↑↓で変更した場合とそのまま両方試し、どちらかでdatalinkが認識した。
  8. 端末暗証番号を入力(4桁の端末暗証番号を入力、■、↓、■)
  9. 固定暗証番号を入力(1111、■、↓、■)

これでPCにコピーできた。

Fortran実行ファイルがユーザによっては実行できない

同一マシン下で、コンパイルしたfortran実行ファイルを実行しようとしてもユーザによっては「セグメンテーション違反です (コアダンプ)」と表示され実行できなかった。これはシェルのスタックサイズを修正することで解消した[8]

[user1@machine ~]$ make
[user1@machine ~]$ ./myapp
[user1@machine ~]$  ←エラーなく終了
C shell(tcsh)の場合
[user1@machine ~]$ limit | grep stacksize 
stacksize    unlimited
B shell(bash)の場合
[user1@machine ~]$ ulimit -a | grep 'stack size'
stack size              (kbytes, -s) unlimited

[user2@machine ~]$ ./myapp
セグメンテーション違反です (コアダンプ)
[user2@machine ~]$ 
B shell(bash)の場合
[user2@machine ~]$ ulimit -a | grep 'stack size'
stack size              (kbytes, -s) 10240 ←現在値は10240KB
[user2@machine ~]$ ulimit -s unlimited ←制限なしに変更
stack size              (kbytes, -s) unlimited
[user2@machine ~]$ ./myapp
[user2@machine ~]$  ←エラーなく実行できるようになった